Girl Mini
昨年末から警備戦団ガードマンに付いて回るようになった警備戦団ガールミニ。
この子は自分の娘と思われている方が多いが、自分の娘ではない。
出会いは昨年のイベント。怖がりでカードマンを見た時に母の背後にかくれてしまった女の子。
なんとか友達になろうと「ガールの衣装あるけど着てみる?」といったところ、「うん、着る!」と喜んで母親の背後から出てきてくれた。
それを着てグリーティングをした。思いのほか楽しかったのだろう。もう完全にガードマンも怖がらなくなりました。
翌日別のイベントでグリーティング中に
「ガーーーーーードマン!!」
と走り寄ってくる子供の姿。「また来たよ。」そう、
ミニであります。でもそのイベントでは警備戦団ガールが
参加しており「この人だれ・・・・」と沈んだ顔。
自分の着た衣装を別な人が着ている。完全に落胆してしま
いました。そう、またガールミニになれる!と思って喜ん
で来たみたいです。ミニもそうだが、心が傷んだ。自分が
簡単に衣装を着せたばっかりにガールミニになれると期待
を持たせてしまった。
その時は、衣装はないが一緒にグリーティングについて回るというガールの機転でなんとかミニも元気になったが・・・
お客様に「あ!なんだ?スゴイのいる!女性もいる!」といわれると誰よりも先に「この人はガードマンだよ。この人はガールだよ。そして私はミニだよ。今日は服着てないけど。」と勝手に紹介を始めました。
これを聞くたび心が締め付けられる思いがしてた。
帰り際、ガールに「団長に言いたいことあるんだよね?自分の口で言いなさい。」と言われた女の子。
「私の衣装作ってください。警備戦団入れてください・・・」
正直困った。周りの団員から反対されるのが目に見えていた。
「衣装の予算は?」「子供には無理!」「子供同士のケンカになったりしたら?」
案の定猛反対された。
しかし、「この人はガードマンだよ。この人はガールだよ。そして私はミニだよ。今日は服着てないけど。」の言葉がどうしても頭を回る。
こんな警備戦団だが、入団を夢見た女の子をどうしても断り切れない。
そして簡単に衣装を着せてしまい、期待させた自分の責任もある。
悩んだ末・・・
「おいらが面倒みる!!」
と強行させガール衣装をもう一着用意して仮入団させることにした。
蓋を開けてみたらミニは本当に頑張った。
警備戦団はショーがない時は自由参加。
寒いようなら出なくてもいい。とまで言ってあった。
でも、他の団員にも認めてもらおうと一生懸命だったのだろう。真冬の寒い中、毎回出てきてついてまわった。
この子はほんとによく頑張った。
気が付けばほぼ無欠席の皆勤賞!どこにもついて回った。
ショーにも出たい。との要望。ガールよりも先にショーデビューしてしまった。
今では大事な団員のひとり。彼女はもう仮入団とは言わせない。
すぐにふざけてしまうが、
すぐに「お菓子買って!」と始まるが、
「みてみて!」と縄がないのにエア縄跳びをはじめてリアクションに困るが 笑
そんなミニが可愛くて仕方がなかったりもする。
因みにキャラ設定は警備戦団に入団希望したが断られてロッカーから衣装を盗み出して勝手に着ていて、いつの間にか居着いてしまった。そして今に至る。
その設定もあるのでブカブカの大人用をそのまま着ております。
そんな警備戦団ガールミニですが、これからも宜しくお願いします。